ひと言で申し上げるならば、人材情報サービス大手企業と言えると思います。社名にもなっている看板事業の就職情報事業(「マイナビ2019」など運営)が名実ともに「リクナビ」との2強状態に持ち込んでおり、社の悲願であったNo,1も(何をもってそう捉えるかはもちろんございますが)会員登録数に関しては継続しており、長年に渡り圧倒的なリクルート社の1強状態であったことを考えれば、マイナビのここまでの上昇は驚異的であると言えるのではないかと思います。
その他の事業でもリクルートグループ各社のサービスと競合するケースは多く、進学情報、転職情報、人材紹介事業、独立情報、ウェディング情報事業などはシェアの差はもちろんあれど、ライバル関係であると言えます。(※但し、リクルートグループは、「Indeed」、「Glassdoor」、「Quandoo」などの海外事業や決済(「Airレジ」など)/融資(「じゃらん」顧客へ)、業務システム(予約管理、顧客管理)の導入(「レストランボード」、「サロンボード」など)なども顧客側へ提供し、メディア事業からの脱皮、変革を既に実現されており、その側面だけで戦っていないのも実情かと思います。)
- 「マイナビ進学」(スタディサプリ 進路)
- 「マイナビ転職」(リクナビNEXT)
- 「マイナビエージェント」(リクルートエージェント)
- 「マイナビ新卒紹介」(リクナビ就職エージェント)
- 「マイナビ看護師」(ナースフル)
- 「マイナビ薬剤師」(リクナビ薬剤師)
- 「マイナビ独立」(アントレ)※2019年4月1日付けで、アント・キャピタル・パートナーズへ事業譲渡、事業撤退
- 「マイナビウェディング」(ゼクシィ)
- 「マイナビトラベル」(じゃらん)
尚、シェア上位(首位争い)のサービスは、
- 「マイナビ」(VSリクナビ)
- 「マイナビ転職」(VSリクナビNEXT、エン転職)
- 「マイナビ薬剤師」(VSエムスリーキャリア)
準大手のサービスは
- 「マイナビバイト」(VSリクルートジョブズ、ディップ)(※パーソルキャリアが2019年事業撤退)
- 「マイナビ新卒紹介」(VSリクルートキャリア、ネオキャリア、ベネッセi-キャリア、ディスコ)
- 「マイナビエージェント」(VSリクルートキャリア、パーソルキャリア、パソナ、エン・ジャパン)
- 「マイナビ看護師」(VSエス・エム・エスキャリア、ディップ、クイック)(※リクルートメディカルキャリアが2020年事業撤退)などとなっております。
尚、マイナビにおいて、近年の大きな転換点で申しますと、2007年の「ブランド統一」、2011年の「社名変更」が挙げられます。毎日新聞社との関係が会社創業時から現在に於いてもございますが、以前はサービス名称に「毎日」の冠を付けており(「毎日就職ナビ」、「毎日キャリアナビ」など)、それを「マイナビ」にブランド統一したこと、また、社名を「毎日コミュニケーションズ」から「マイナビ」へ変更したこと、それが「マイナビ」ブランド化、「mynavi.jpのドメイン」の相対的な価値向上に寄与し、知名度UPと来訪者UPに繋がったかと思います。
コンサルタントコメント
ひと言で申し上げるならば、人材情報サービス大手企業と言えると思います。社名にもなっている看板事業の就職情報事業(「マイナビ2019」など運営)が名実ともに「リクナビ」との2強状態に持ち込んでおり、社の悲願であったNo,1も(何をもってそう捉えるかはもちろんございますが)会員登録数に関しては継続しており、長年に渡り圧倒的なリクルート社の1強状態であったことを考えれば、マイナビのここまでの上昇は驚異的であると言えるのではないかと思います。
その他の事業でもリクルートグループ各社のサービスと競合するケースは多く、進学情報、転職情報、人材紹介事業、独立情報、ウェディング情報事業などはシェアの差はもちろんあれど、ライバル関係であると言えます。(※但し、リクルートグループは、「Indeed」、「Glassdoor」、「Quandoo」などの海外事業や決済(「Airレジ」など)/融資(「じゃらん」顧客へ)、業務システム(予約管理、顧客管理)の導入(「レストランボード」、「サロンボード」など)なども顧客側へ提供し、メディア事業からの脱皮、変革を既に実現されており、その側面だけで戦っていないのも実情かと思います。)
尚、シェア上位(首位争い)のサービスは、
準大手のサービスは
尚、マイナビにおいて、近年の大きな転換点で申しますと、2007年の「ブランド統一」、2011年の「社名変更」が挙げられます。毎日新聞社との関係が会社創業時から現在に於いてもございますが、以前はサービス名称に「毎日」の冠を付けており(「毎日就職ナビ」、「毎日キャリアナビ」など)、それを「マイナビ」にブランド統一したこと、また、社名を「毎日コミュニケーションズ」から「マイナビ」へ変更したこと、それが「マイナビ」ブランド化、「mynavi.jpのドメイン」の相対的な価値向上に寄与し、知名度UPと来訪者UPに繋がったかと思います。