「時計の針が一気に進んだ。」

コロナによって、私生活やビジネスシーンに様々な変化が起きている中で、IT・デジタル導入は、これまであまり導入が進まなかった領域でも加速し、また今までのやり方を再考し、変化する大きな契機になっています。

・ZoomやTeamsを活用したオンライン会議、オンライン授業
・Slackを活用したコミュニケーション
・ベルフェイスでの営業商談
・クラウドサインでの電子契約
・クロンでのオンライン診療
・電子決済の導入加速
・自動車販売のEC導入（TOYOTA、BMW等）
・小規模商店のBASEを活用したEC導入、Uber Eats導入　など

新たなサービスが生み出される機会にもなり、また既存サービスのDX化にも繋がっており、急速に各領域でIT化が進んでいくものと思われます。

当社が対応するセールスとマーケティングの領域に絞ってご説明させて頂きます。

元来、旧来型の営業手法そのものがIT(Web・SaaS)業界では消滅しかかっておりましたが、コロナが決定打となり、to Cに限らず、to Bもマーケティング活動によるリード獲得を行い、そのリードを基にした営業活動を進めていく動きがスタンダードになっています。
（※但し、エンタープライズ領域は特定企業に的を絞り、戦略的にアプローチする動き方故、上記と異なる非デジタルでの営業活動に取り組んでもおります。）

（1）セールス
【業務役割】
・インサイドセールス：獲得したリードを基に、メール、TELにて、顧客にアプローチ。コミュニケーション機会を得られた場合は、導入検討理由や課題ヒアリングを基に、フィールドセールスに繋げるための商談化を行う。

・フィールドセールス：オンライン商談（必要に応じて対面）をベースに、顧客の抱える課題に対して、どう当該サービスが解決出来るのか打ち合わせを行う。トライアルがあれば、導入提案を行う。トライアル～導入・契約まではフィールドセールスの役割。

（※上記インサイドセールス～フィールドセールスまでを一気通貫で行う営業組織もございます。）

・カスタマーサクセス：導入に際してのサポート、また活用状況の確認や導入後の活用、サポートを実施する。顧客からの改善・機能追加要望を開発、PMにFBし、プロダクトの改善にも繋げる。

尚、【担当領域】(1)大手企業、(2)中堅企業、(3)中小企業・個人事業主など企業規模別に組織を分けている動きがあったり、【担当業界】を(1)銀行・コンサルティングファーム・総合商社(2)上場企業経営企画部(3)製造業技術部門など業界別に分ける動きが各社毎に異なりますが、ございます。

（2）マーケティング
・to B：法人企業が導入するプロダクト、サービスのマーケティング活動。自社サービスサイトへの誘導～資料請求・デモ希望・トライアル申し込みなどからのリード獲得を目的としたオンラインマーケティングが主流だが、展示会出展などのオフライン手法もある。昨今では、動画によるサービス紹介が不可欠。（※短いバージョンをCMに活用する等）

・to C：サービスの中身次第で、どのような手法を用いるか、差は出ますが、Web・アプリ・サービスであれば、基本オンライン広告でのマーケティング活動が主体。代理店に運用を依頼し、ディレクションするケースもあれば、インハウスで完結している企業も増えており、広告会社・ネット広告代理店出身者が事業会社マーケ担当として活躍する動きが顕著。インハウス化をサポートするサービス（動画だとVideo BRAIN、アプリだとyappliなど）も増加傾向にある。

（昨年までは業界外からも積極的に採用する動きがありましたが）コロナ禍でポテンシャル採用の枠はほとんど無くなり、即戦力採用主体に切り替わっております。採用市場の状況変化で、即戦力に絞った活動でも母集団形成が図れるようになったのも一因だと思います。

■セールス
・SaaS経験者
・ITソリューション 法人営業経験者（SIer、Webサービス）
・無形商材法人営業経験者（求人メディア、販促メディア等）

■マーケティング
・デジタルマーケティング経験者はDX推進の流れもあり、幅広い領域で引く手数多の状況です。
・代理店でのプランナー、運用経験者は担当領域や経験値次第となります。

当社を通じて、転職された方のバックグラウンドを掲載しております。

28歳　求人メディア　法人営業　→　SaaS企業　インサイドセールス

28歳　広告代理店　プランナー　→　SaaS企業　toB マーケティング担当

30歳　製薬会社　MR　→　HealthTech企業　法人営業

32歳　SaaS企業　法人営業　→　SaaS企業　法人営業

35歳　メガベンチャー　マーケティング担当　→　EdTech企業　デジタルマーケティング担当