ビズリーチ、グループ経営体制へ移行
株式会社ビズリーチは、来年2月3日グループ経営体制への移行を進めることを発表しました。ホールディングカンパニー「ビジョナル株式会社」を新設、株式会社ビズリーチはビジョナル株式会社の100%子会社となり、従来の新規事業開発部署であるインキュベーションカンパニーをビジョナル・インキュベーション株式会社として分社化、こちらもビジョナル株式会社の100%子会社となることを発表しました。
株式会社ビズリーチ、グループ経営体制へ移行 新グループ名「VISIONAL(ビジョナル)」 株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)は、2020年2月3日を期日(予定)とする株式移転などの組織再編手法を用いたグループ経営体制への移行に向け、準備を開始したことをお知らせいたします。その一環として、グループ経営を支えるホールディングカンパニーの「ビジョナル株式会社」を新設します。株式会社ビズリーチは、ビジョナル株式会社の完全子会社となり、主にHRテック事業やクラウド事業を担います。同時に、新設分割を用いて、株式会社ビズリーチ内の新規事業開発を担う組織であるインキュベーションカンパニーを「ビジョナル・インキュベーション株式会社」として分社化し、ビジョナル株式会社の完全子会社とします。 グループ経営体制へ移行することで、グループ全体として、働き方や産業などビジネスの生産性向上を支えるさまざまな事業を創出し、事業領域を広げていきます。この移行により、各事業への権限委譲やそれぞれの事業に適した組織や制度、リスク管理体制の構築を推進します。なお、本件は、株主総会における承認および会社法上の手続き完了などを条件にしています。 これまでの事業展開と今後の事業戦略 株式会社ビズリーチは、2009年の創業以来、「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションに掲げ、HRテック事業を中心に、ITを活用してさまざまな事業を展開してきました。創業事業の「ビズリーチ」や、「キャリトレ」をはじめとする採用プラットフォーム事業などでは、「人生100年時代」における雇用の流動化を支えるため、日本の採用市場に「ダイレクトリクルーティング」という新概念を提唱してきました。その後も、働き方改革にともなう企業と従業員の生産性向上を支援する人材活用クラウド「HRMOS(ハーモス)」、企業の後継者不足の課題解決を目指す事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」など、事業領域を広げてきました。また、本年8月には、オープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」をリリースし、新たにサイバーセキュリティ領域にも参入しています。今後は、働き方や産業などビジネスの生産性向上を実現するさまざまな事業を創出できるよう、グループ経営体制に移行します。 ビジョナル株式会社 VISIONAL という社名には、未来に生まれるさまざまな課題を、次々と「新しい可能性(=ビジョン)」に変えていこうという私たちの強い思いが込められています。グループとして、事業成長や事業創造のスピードを加速し、働き方や産業の未来を支えていきたいと思います。 株式会社ビズリーチ ビジョナル・インキュベーション株式会社 株式会社スタンバイ リリース詳細はこちら |
尚、同社はかねてよりカンパニー制を取っており、主力のビズリーチ事業は今回株式会社ビズリーチの代表取締役に就任する多田氏がカンパニーの責任者として率いており、ビジョナル・インキュベーション株式会社も現在のインキュベーションカンパニー管轄の事業が移管される形となるため、社内体制に大きな変化が2020年2月にある訳ではなく、カンパニー制から更に一段と権限移譲や組織作り、制度構築をそれぞれが推進出来るようになるのだと思います。
追加情報が入りましたら、続報掲載いたします。